WALL_OKINAWA｜ダイニング＆バー｜【公式】グランディスタイル沖縄読谷ホテル＆リゾート

CONCEPT

MEET YOUR ARTとコラボレーションするアートスペース
WALL_okinawa

沖縄におけるアーティストの新たな発信拠点に、アートとナチュラルワインを愉しむアートスペース＆バー。厳選されたお酒を片手に、贅沢なひとときをお過ごしください。

WORK INTORODUCTION

泉川のはな個展　リゾート・ビュー

期間：2025年4月19日（土）～6月ごろ

泉川のはな個展　リゾート・ビュー

出身地である沖縄をテーマに、複数の視点を同一の画面上で構成する手法や、沖縄らしいありふれたモチーフを使用することで「オキナワ」というイメージの持つ虚実について考察するアーティスト泉川のはなによる展覧会。

右「CROSS MYAHK_01」（新城大地郎）左「スサ（神歌）を讀む島尻のウヤガン」（岡本恵昭）

本展では、泉川が日常的に暮らす沖縄と、SNSのタイムライン上に流れる非日常的な風景との境界が曖昧になることで生じる、あたかも日常にいながら未知の楽園に身を置いているかのような感覚——そのような“ゆらぐ景色”を、「WALL_okinawa」において描き出します。

沖縄で生活し、情報を集めているせいか、SNSのタイムラインには多くのリゾート写真も流れてくる。スマホに映る楽園的なイメージは、今いる場所から理想的な非日常へと思考を誘う。ここから車で移動すればそう遠くはないビーチは、季節関係なく青い海と白い砂浜が眩しく、ホテルではいつでも極楽が待っている。画面の向こうにあるリゾートの景色が、自分の知る「オキナワ」と繋がっているようで、どこか知らない南国の景色のようにも映る。自分が今暮らしているこの土地と、人々の充実した余暇を満たす非日常の場所との境界線が曖昧になり、日常にいながら私もまるでそのどこか知らない極楽に住んでいるような感覚になる。そのゆらぐ景色を描いてみようと思った。

泉川のはな

泉川のはな
Nohana Izumikawa

画家。那覇市出身。2016年東北芸術工科大学大学院洋画領域修了。出身地である沖縄をテーマに、過去の写真資料をもとに現代の沖縄風景を表現したコラージュ作品、南国植物をモチーフにしたドローイングなどを制作。複数の視点を同一の画面上で構成する手法や、いかにも沖縄らしいありふれたモチーフを使用することで「オキナワ」というイメージの持つ虚実について考察する。