CONCEPT
WALL_okinawa
沖縄におけるアーティストの新たな発信拠点に、アートとナチュラルワインを愉しむアートスペース&バー。厳選されたお酒を片手に、贅沢なひとときをお過ごしください。

WORK INTORODUCTION
期間:2025年7月5日(土)~10月ごろ

沖縄にルーツを持つアーティスト・KINJOによる
沖縄初の個展「Shaky specimen」
沖縄にルーツを持つアーティスト・KINJOによる、現地での滞在リサーチと制作を通じて生み出した作品群で構成される沖縄初の個展「Shaky specimen」を7月5日(土)より開催いたします。


沖縄にルーツを持ち、東京で活動するKINJOは、アメリカ文化を題材にした絵画や立体、インスタレーション作品を制作するアーティスト。 本展に向けてKINJOは、自身の記憶や身体感覚を手がかりに沖縄の街を歩き、かつての風景の断片やサイン、ロゴ、異文化が入り混じる風景の中に浮かび上がる痕跡を拾い集め、そのプロセスのなかで採取した素材やイメージを、絵画や立体として再構成し、時に「標本」としてキャンバスの中に封じ込めます。


「標本」は本来、観察や記録の対象として静的に保存されるものですが、KINJOの作品においては、記憶や文化、存在の「揺らぎ」そのものが封じ込められています。 沖縄という土地が抱える歴史、文化、都市の記憶。そして、アメリカ文化やアニメ、基地の影響などが混在したKINJO自身のアイデンティティ。それらの交差が可視化される「揺らぐ標本(=Shaky specimen)」を通じて、鑑賞者は、虚実のあいだに漂う沖縄の風景と、そこに存在する「誰か/何か」の痕跡と向き合うことになるでしょう。

KINJO
東京生まれ。沖縄にルーツを持ち、日本と関わりの深いアメリカ文化を題材にした絵画や立体、パフォーマンスを発表している。「暗闇に光る目」「シリアルパッケージ」「蛇」などの記号を、”描いで”は”消す”をくり返す作業のなかでアウトラインが薄ぼけ曖昧となり、作家自身のポートレイトのように愛嬌のある姿で「個人的な存在」に変容する。それはKINJOにとっての自画像のようなものであり、自身のルーツを掘り下げていく行為でもある。
「Things in the corner」(E2 gallery,東京,2025)
「VOID」(光灯gallery,東京,2025)
TKOVER, (dopeness artlab, €7,2024)
“Come From Somewhere」(PARCEL, 東京,2024)
「放浪の配慮」(BEAMSt,東京,2024)
「Not See lt Even」(MOOSEY,ロンドン,2023)
ABOUT WALL

WALL_alternative
ART_MUSIC_CULTURE & BARアートを軸に音楽・カルチャーの交差する風景を、東京・西麻布から発信する拠点。ナチュラルワインを中心としたカウンターバーを併設し、
多様な人が有機的に混ざり合う夜のたまり場。
BAR INFORMATION
- フロア
- 3階
- 営業時間
- 18:00~22:00
- 料金
- 入場:無料
ナチュラルワイン:1,100円(税込・別途サービス料)
- 予約
- 事前のご予約をお勧めしております
TEL:098-987-8300
※ご宿泊のお客様は24時間、無料でお愉しみいただけます
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